お久しぶりです。テノールのゆとりです。
今回は「私の好きな合唱曲」というテーマで一筆書かせて頂きたいと思います。好きである理由みたいなのを理論的に説明できる知識を持ち合わせていないため、拙い文章となってしまいますが御了承ください。
私の好きな合唱曲は
『親知らず子知らず』
です。
この曲の歌詞は悲しい物語となっています。
私がこの曲が好きな理由はその歌詞をより引き立てる曲の展開の仕方です。
最初、岩陰に佇む地蔵の姿が描かれますが、そこでは静かに流れる様に音楽が展開されています。
しかし、次にこの曲のキーフレーズとも言える部分、
「子を呼ぶ母の 子を呼ぶ母の
叫びが聞こえぬか
母を呼ぶ子の 母を呼ぶ子の
すすり泣きが聞こえぬか」
ここに突入すると、縦に動く様に重く激しい音楽へと変わります。そして再び繰り返される時はより小さく静かでありながらもその重さが失われない様な音楽になっています。
これ以上言うと、語彙力の低さが露呈してしまうのでここで切らせていただきますが、この曲はこの先の展開の仕方が本当に素晴らしく、歌っていてとても心地いいものとなっています。
是非一度ご拝聴頂きまして、歌ってみては如何でしょうか。
それでは、またいつかどこかで。
ゆとり
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