あけましておめでとうございます、ゆとりと申します。
昨年は大変お世話になりました、今年もよろしくお願いします。
さて、長々と挨拶を述べるのもあれですので早速本題に。
今回取り上げさせていただくのは、『さくらももこの詩による無伴奏混声合唱曲集「ぜんぶ ここに」』より「ぜんぶ」です。
「さくらももこ」さんによって描かれる詩とそれに合わせて紡がれる歌がとても綺麗で神聖な世界を作り出している、そんな曲です。
自分は合唱経験が浅い中、この曲を練習する事が決まり聴いたのが最初だったのですが、『無伴奏』であるからこそ作られる世界観に圧倒された事を覚えています。「一人一人の声が合わさる事で、こんなに綺麗な世界を作り出せるものか」と驚き感動したのです。
それを作り出しているのは、まず詩の中の一編一編ではないかと思います。一行一行、一単語一単語に強く深い気持ちが込められていて、それをメロディにのせて一人一人がその気持ちに魅せられながら紡いでいく……そんな風にしてあの日の自分も心を動かされたのではないかと、そう思っています。
そして何より歌い出しの部分。歌詞のないメロディだけの部分ですが、ここがまさに「『無伴奏』であるからこそ作られる世界観」を最初に見せてくれる部分で、今でも聞くたびに感動している部分です。
素晴らしい詩と素晴らしいメロディ、是非聴いてみてください。
ちょっと、熱が入りましたかね……それだけ想いが強いという事でここは一つ。
それではまたいつかどこかで。
今年が良い年であります様に。
ゆとり
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